爪水虫を治療するのに血液検査をしなければいけないのは何故?

爪水虫を治療するのに血液検査をしなければいけないのは何故?

爪水虫の内服治療の血液検査

爪水虫を治すために病院へ行くと、第一選択として内服治療を勧められることが多いと思います。

 

内服治療は、

  • 治癒率が高い(70〜80%)
  • 薬を服用するだけなので簡単
  • 広範囲の水虫でも一気に治療できる

 

などのメリットがあって、爪水虫の完治を最も期待できる治療法であると言うことができます。

 

とは言っても、メリットばかりではありません。

 

内服薬は抗真菌剤を全身投与しますので、肝臓や腎臓に副作用が出ることが、たまに起こってしまいます。

 

このため、内服治療を受ける人は、定期的な血液検査が必要となり、その数値を見ながら慎重に投薬を進めていくことになります。

内服治療の副作用は怖い?避けるべき?

内服治療の副作用とは?発生確率は?

爪水虫の治療に使われる抗真菌剤が引き起こす副作用は、消化器症状や肝胆道系障害、血液障害などが挙げられます。

 

副作用の発生確率は10%前後で、薬の服用で例え数値に異常が出たとしても、服用を止めれば元に戻ることがほとんどです。

 

ただし、それ以上の内服治療は続けられず、それまでの治療に掛かった費用も、無駄になる可能性があることは、覚えておく必要があるでしょう。

 

また、副作用の中で重篤な症状が出るのは0.01%ほどと大変低いので、総じて副作用の少ない薬であると言っていいのではないでしょうか?

 

ただ、日本人の中には、薬を毒と考える人が少なくなく、内服治療に抵抗のある人が多いのが実情です。

 

 

内服薬による血液検査の必要回数

爪水虫の内服治療では、主に2種類の薬が使われています。

 

1、ラミシール錠(テルビナフィン)
2、イトリゾール錠(イトラコナゾール)

 

1のラミシール錠を使う場合、薬の服用は毎日になるので、治療開始前と使い始めてから数か月の間は毎月、血液検査をすることになりますので、トータルでは最低でも3回、多いときは6回ほどの血液検査を受けることになります。

 

2のイトリゾール錠は、パルス療法と言って、3か月の間薬を服用するのですが、実際に服用するのは21日間となります。血液検査はお医者さんによっても違いはありますが、1〜2回程度になるでしょう。

 

あなたの爪水虫の治療に、この2種類の内服薬のどちらを使うかは、

  • 服用期間
  • 費用
  • 血液検査の回数
  • 併用禁忌薬の有無

などによって、どちらの薬を使うかを決めていきます。

 

 

血液検査をしてまで内服治療をしたくない人の爪水虫治療法

ここまで内服治療による副作用の発生確率や症状、血液検査の回数などを見て、『やっぱり内服治療は安全面で心配がある』、と思われた方もいるでしょう。

 

逆に、『副作用もそんなに出ないみたいだし、血液検査をしながらの治療だから安心感がある』、と思われた方もいるでしょうね。

 

内服治療の治癒率が、ダントツに高いことは言うまでもないのですが、今は爪水虫の外用治療薬にも、厚生労働省によって認可されたものがありますので、治療の幅も広がっています。

 

正式に認可されている外用治療薬は、以下の2種類のみです。

 

1、クレナフィン爪外用液
2、ルコナック爪外用液

 

両方とも、爪の成分であるケラチンとの親和性が低く、爪の中を透過しやすいという性質も持っているので、爪水虫の治療薬として認可されました。

 

治癒率はクレナフィンで17.8%という調査があり、万能の薬ではありませんが、肝臓や腎臓に問題がある人や、妊娠している人や授乳中の人にも、使用できるという点ではありがたい存在となっています。

 

 

爪水虫の外用治療で大切なこと

爪水虫を外用薬で治すことは簡単ではありません。

 

毎日薬を塗り続けて1年以上掛かります。その間ずっと白癬菌を増殖させないように気を付けて生活しなければなりません。

 

また薬が硬い爪に浸透しやすいように、爪を定期的に削ったり、薬を塗る前に爪をふやかせる作業や、ODT療法なども併用していく必要があります。

 

ですから爪水虫の治療に大切なことは、これらの作業をとにかく根気よく継続していくことに尽きます。

 

治療していても、なかなか効果を実感できない期間が続くと思いますが、諦めないで続けていくことが最も大切です。

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