爪水虫の治療に使われるクレナフィン爪外用液の特徴や治癒率

塗って治せる爪水虫のお薬_クレナフィン爪外用液の治癒率

爪水虫外用治療

爪水虫の治療に、塗って治せるお薬の1つ【クレナフィン爪外用液】。
科研製薬から発売された、日本初の爪水虫(爪白癬)専用の塗り薬です。

 

2014年に認可され、現在病院で処方してもらうことができます。(薬局では買えません)
それまでは、爪水虫の治療薬として認可されていたのは、『飲んで治す』内服薬だけでしたが、とうとう『塗って治す』お薬が登場しました。

 

今までの爪水虫治療は、内服治療を原則としていましたが、外用薬での治療という選択肢が増えたことになります。

 

これは、肝臓が悪い方、妊婦さんや授乳中の方、また他に併用禁忌の内服薬を服用中の方にとっては、待ちに待った塗り薬ということができます。

 

しかしクレナフィン爪外用液の登場が、全ての爪水虫患者さんの悩みを解決できるかと言えば、そうではありません。

 

クレナフィン爪外用液の治癒率は17.8%というデータがありますが、これを高いと見るか低いと見るかは、意見の分かれるところだと思いますが、外用薬を待ちわびていた方にとっては、是非とも試してみたいお薬となっているのは間違いありません。

クレナフィン爪外用液の特徴

クレナフィン爪外用液は、科研製薬で新しく開発された、【エフィナコナゾール】を有効成分としています。

 

このエフィナコナゾールは、爪白癬の原因真菌に対して効果が高いこと、そして爪の成分であるケラチンとの親和性が低いので、爪の中をケラチンに吸収されることなく透過していくことができるという特徴が確認されたことで、開発に至りました。

 

クレナフィン爪外用液

この図のように、クレナフィン爪外用液はケラチンに吸収されにくく、爪甲での透過性があるので、爪の下までしっかり浸透して白癬菌に効果を発揮します。

 

先に述べたように治癒率は17.8%です。

 

一見低い数字のようですが、されど17.8%です。内服治療は肝臓悪くてできないから、もう治す術はない…と諦めていた方にとっては、高い治癒率と感じるのでしょうか。

 

 

クレナフィン爪外用液の使い方

1日1回で大丈夫です。お風呂上りなど清潔な状態で、症状の出ている爪に塗布してください。

 

刷毛と一体化した容器のデザインとなっていて、毛先が扇形の広がっているのと、硬すぎず柔らかすぎず絶妙の感触によって、使いやすく塗り広げやすいのが特徴です。

 

クレナフィン爪外用液の使い方

 

また、爪甲とそのしたの皮膚に有効成分が浸透しやすいように、爪と皮膚の境目も含めて、爪全体にしっかり塗り広げます。

 

クレナフィン爪外用液の使い方

(画像出典:http://clenafin.jp/press.html)

 

 

クレナフィン爪外用液の副作用

爪水虫治療に内服薬を使いたくない方は、その副作用を気にしている方が多いので、外用薬で安全に治療したいという意識が強いようです。

 

また妊婦さんや授乳中の方にとっても、いかに胎児や赤ちゃんに影響を与えず安全に治療できるかが、最も大切なポイントなのではないでしょうか。

 

クレナフィン爪外用液の副作用は、そのほとんどが皮膚炎や水ぶくれといった、いわゆる『皮膚のかぶれ』で、6.4%に出るということです。

 

皮膚のかぶれ自体は、ほとんどの塗り薬で発症する可能性がある副作用ですので、過度に心配する必要はありませんが、薬を塗布した際にはみ出した部分については、しっかりふき取ることで、かぶれを予防することができます。

 

 

クレナフィン爪外用液の値段

クレナフィン爪外用液は1本3.56gで約5,900円ですから、3割負担の方で約1,800円となります。

 

たくさんの爪に症状が出ている方は、月に2本ほど必要になることがありますので、市販の水虫薬よりも割高になります。

 

4週間で使い切ることが推奨されていて、月に2本までが保険適応という制限もあります。

関連ページ

爪水虫で皮膚科を受診すると勧められる内服治療
爪水虫で病院に行くと、内服薬で治す、外用薬で治すが、またはその両方を使って治す、という選択肢があります。どの治療法を選んだらいいのかは、症状や状態、体調などによって違ってきます。ここでは内服治療について書いています。
爪水虫で皮膚科を受診したときに勧められる外用薬
爪水虫で病院に行くと、内服薬で治す、外用薬で治すが、またはその両方を使って治す、という選択肢があります。どの治療法を選んだらいいのかは、症状や状態、体調などによって違ってきます。ここでは外用薬について書いています。
本当に治る?爪水虫の治療に効果のあるレーザー治療とは
治りにくい爪水虫にお悩みの方は本当に多いです。内服薬や外用薬での治療で、納得のいく効果を得られていない方には、実はレーザー治療という方法もあるんですよ。これはレーザー光線の熱で白癬菌を殺菌するという方法なんです。
妊娠中や授乳中の爪水虫治療がやっかいな理由
妊娠中や授乳中の方が爪水虫を治療する場合、内服治療ができませんので、治癒率は落ちますが外用薬で治していくことになります。その理由と完治へのコツを書いていきます。
爪水虫の自宅治療で外用薬と併用すると効果が高いODT療法(密閉療法)とは
爪水虫を外用薬を使って自宅で治す場合に、薬の効果をより高めるために併用する、ODT療法(密閉療法)という方法があります。ラップなどを使って爪を柔らかくすることで有効成分を浸透させやすくする方法です。
親指の爪白癬の治療に最適なキャップオンネイルテラピーとは?
足の親指の爪白癬を治療する方法にキャップオンネイルテラピーという方法があります。この方法は親指の爪に、高濃度の抗真菌剤を染み込ませたキャップを付けた状態で、1日放置して有効成分を浸透させる方法です。
市販の水虫薬の正しい選び方!スイッチOTCとは?
市販の水虫薬って本当に種類が多くて、どれを選んだらいいのか迷ってしまいますよね?水虫薬を選ぶポイントや成分、最近よく聞くようになったスイッチOTCについて解説しながら、正しい市販薬の選び方について書いています。
スイッチOTCによる市販薬の進歩を知って水虫薬を選ぶ方法
市販の水虫薬はスイッチOTCによって日々進歩しています。安全面を重視した今までの市販薬は、効かないというイメージがあるかもしれませんが、医師の判断でしか使えなかった成分を含んだ薬の登場によって、市販薬での水虫治療は劇的に効果的になりました。
爪水虫治療の内服薬での治癒率や特徴とは
爪水虫の治療はしばしば、内服薬でしか治すことができないと言われます。内服治療の治癒率も70〜80%と高く、かなり確実な治療法であると言うことができます。では内服薬で治らないのはどのような場合なのでしょうか?また内服治療のデメリットについて考えてみます。
爪水虫の治療法まとめ
爪水虫の治し方についてまとめました。病院で治す、自宅で治す、レーザー治療で治すなど、方法はいろいろです。自身の体調や考え方に合った方法を選んで治療しましょう。
妊活中の爪水虫治療は外用薬じゃなきゃダメな理由
妊娠を希望している妊活中の奥様必見!もし爪水虫治療も同時にしようとお考えなら、内服治療は止めてください。外用薬で安全に治しましょう。
妊婦さんは免疫力が低下しているので水虫になりやすい?
妊娠すると体の免疫力が低下すると言われています。ですから妊婦さんは病気や感染症にかかりやすくなります。ではもし妊娠中に水虫になってしまったらどうすればいいでしょうか?ここでは妊婦さんが水虫になったときの注意点や治し方をご紹介します。
クリアネイルショットで自宅で誰にも気づかれずに爪水虫を治す方法
爪水虫を治す方法はいくつかありますが、自宅で自分で治したいという方も実は多いんです。爪水虫は見た目の問題もあって、人に見せたくないとか恥ずかしいと感じる人がたくさんいます。家族にも友人にも知られず、クリアネイルショットを使ってひっそりと爪水虫を治す方法をお伝えします。
妊娠中や授乳中の方の爪水虫治療まとめ
爪水虫治療で内服薬が使えない妊婦さんや授乳中の方ために、爪水虫の治し方をご紹介します。お腹の赤ちゃんに影響のないお薬はどれ?授乳中でも安全に治療できる方法は?というご質問にお答えしていきたいと思います。
爪水虫で病院に行くのが恥ずかしい人のための自宅で治す方法
爪水虫になって最も辛いことは、その汚い見た目にあると思います。見た目が悪いために裸足になれないし、夏場にサンダルも履けません。他人にバレたくない、見られたくないと思うあまり病院に行くのもためらってしまっている方も多いでしょう。自宅での爪水虫の治し方をご紹介します。
爪水虫の治療は爪を削ることで外用治療の効果が高まります
爪水虫の外用治療を行っている方で、お薬の効果を十分実感できない方は、爪を削ることで外用薬をしみ込ませやすくする方法があります。爪水虫になると爪が白濁して分厚くなるので、外用薬がとても浸透しにくいのですが、できるだけ削ることで有効成分を浸透させます。
水虫の塗り薬でおすすめ商品を紹介!市販薬で自宅治療
水虫を自宅で治したいと思っている方は多いはず!本当は病院に行くべきだけど時間がなかったり、恥ずかしいと思う方はたくさんいます。ここでは水虫のお薬の中で当サイトおすすめの商品を紹介しつつ、自宅で水虫を治す方法を書いています。