スイッチOTCで進化した水虫薬は主成分で選ぶ

スイッチOTCによる市販薬の進歩を知って水虫薬を選ぶ方法

市販の水虫薬選び

昔と違って、水虫は治る病気になりました。薬の飛躍的な進歩のおかげです。

 

その反面、巷にはたくさんの薬があって、どのような基準で薬を選んだらいいのかが分からない方も多いと思います。

 

値段が高い方がいいの?宣伝広告の派手な薬が無難?自分の症状に合わせて?などの疑問が沸いてきますよね?

 

そもそも病院で処方される薬と、市販の水虫薬にはどのような違いがあるのかが分からなかったり、市販の水虫薬でも治るのかと不安な方もいるでしょう。

 

今回は、水虫や爪水虫を自宅で治したい方のために、市販の水虫薬を選ぶ際の判断材料にしていただきたく、市販薬の進歩について書いていきます。

病院の薬の成分を使って製造される市販薬がスイッチOTC

スイッチOTC薬

これまでは病院でしか処方されなかった薬を、薬局で買えるようにしたのがスイッチOTCです。

 

OTCはOver The Counterの頭文字を取っていて、薬屋さんのカウンター越しに売られている薬という意味で、すなわち市販薬を指しています。

 

以前は病院でしか処方することのなかった医療薬を、薬局で売れるようにスイッチしたので、『スイッチOTC』と呼ばれています。

 

スイッチOTC薬は、病院で処方された薬の使用実績から、効果が高くて、なおかつ副作用も少ないと分かった、安全な成分を配合して製造されています。

 

今までの市販薬は、効き目よりも安全性を重視されてきましたが、スイッチOTC薬が出たことで、市販の水虫薬でも効果を実感できるものが登場したのです。

 

まさに今までの市販薬に対する効かないというイメージを、一掃したと言えるかもしれません。

 

スイッチOTC薬を購入する時の注意点
市販の水虫薬にもスイッチOTC薬はたくさん出ています。しかし薬自体にスイッチOTC薬と記載されている訳ではないので、見た目で判断することはできません。

 

購入の際は前もって調べていくか、薬局で薬剤師さんにお尋ねください。

 

またスイッチOTC薬は、薬に含まれている成分の濃度や種類によって、発売からしばらくの間は、薬剤師のいる薬局でないと買うことができない場合もあるので注意してください。

 

 

スイッチOTC薬もどんどん新しい成分のものが出ています

スイッチOTC薬の水虫薬で使用されている成分はたくさんありますが、購入の際はより新しいものの中から選択するといいでしょう。

 

病院でしか処方されない塗り薬

エフィナコナゾール
ルリコナゾール

第3世代抗真菌薬

ラノコナゾール
塩酸アモロルフィン
塩酸テルビナフィン
塩酸ブテナフィン
塩酸ネチコナゾール

第2世代抗真菌薬

トルシクラート、チオコナゾール、硝酸エコナゾール、
硝酸ミコナゾール、シクロピロクスオラミン、エキサラミド、
ビホナゾール、硝酸スルコナゾール、硝酸オキシコナゾール、
クロトリマゾール

 

現在薬局で市販されている水虫薬であれば、第3世代抗真菌薬を主成分として配合しているものを選んでください。

 

ラノコナゾールは2006年に、塩酸アモロルフィン、塩酸テルビナフィン、塩酸ブテナフィンは2002年にスイッチされていて、効果については申し分ありません。

 

ただし、塩酸ネチコナゾールはこの中においては、効果が最も低いので、選択する必要なないと個人的には思っています。

 

MICについて

ここでMICについて少しご説明します。

 

MICとは水虫薬の効き目を数値化して表しているもので、白癬菌の増殖を防ぐのに必要な薬剤の量で示されています。

 

第3世代抗真菌薬は、第2世代抗真菌薬と比べてMICの値が桁違いに改善されていますので、特別な理由がない限り第2世代真菌薬は選択肢から外してもらって結構です。

 

 

第3世代抗真菌薬が含まれている主な薬

ラノコナゾール ピロエースZ
塩酸アモロルフィン ダマリンエース(現在販売中止)
塩酸テルビナフィン ダマリングランデ、ラミシール
塩酸ブテナフィン ブテナロック

 

以上、第3世代抗真菌薬を使った主な市販薬をご紹介しました。

 

 

まとめ

現在においても、爪水虫や症状の重いかかと水虫には、外用薬の効果は限定的なところもありますが、たいていの足水虫には市販の水虫薬で対応可能です。

 

使ってみて効果が薄いと感じる場合は、主成分の異なる薬に変えてみることで、効果が出ることがあります。

 

主成分の異なる薬を使い分けることで、あなたに感染している白癬菌に最も効果的な成分を見つけてください。

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